Open House

福岡で市民農園を借りる

市政だよりを見ていたら、市民農園の募集についての記事が目に留まった。
狭いベランダでハーブを中心に育てていたのでちょっと興味が湧いた。
年間8千円で15平方メートル程度の畑が借りられ、希望すれば継続利用もできるという。
毎年8月1日号の市政だよりに募集要項がでる。
10日間ほどしか募集期間がないので借りようと思っている人は注意。
福岡市のサイト
葉書で申し込んで数週間。
電話がかかり、希望した場所は抽選で外れたが、近くの別の農園なら空きがあるのでどうかということだったので申し込んだ。
9月に入って農園の所有者と契約。
といっても、紙に名前書いてはんこを押すだけ。
農具は農園に置いてあるプレハブにあるので無料で使用でき、数箇所に井戸があるという。
なるべく除草剤や農薬や化学肥料を使わずにやっていきたい。

開墾

さっそく、ホームセンターで長靴、軍手、ブロック、土の消毒と酸性土壌を中和するために苦土石灰、土のリサイクル剤、有機肥料を買ってくる。
鋤(すき)で耕そうと思ったが、なんだか土が固いのでスコップで掘り起こす。

大き目の石が出てきたり、やたらとしつこそうな雑草が生えていたりして、とても最近まで使っていたような感じではない。
粘土質だしカラカラにひび割れていたり水気のあるところはぬかるんだり。
でも、ミミズがいたのでそんなに悪い土ではないようだ。
後からまわりの人に聞くと、この借りた場所は毎年のように借りる人が変わり、最初に作業をするだけであとはほったらかしという状態だったらしい。

30cmくらい掘って、苦土石灰を1平方メートルあたり2掴みくらいと、土のリサイクル剤と有機肥料を混ぜ込んで耕す。

通路とうちの畑の境が崩れてしまっていたのでブロックで境を作る。
ブロック止めのために鉄の棒を打ち込もうとしたが、下が石だかなんだか知らないが硬くて打ち込めない。

開墾から2週間後

苦土石灰が土になじんできた2週間後、見に行くとすごい雑草。
少なくとも2年分の雑草の種があるはずなのでしばらくの間は雑草対策が大変だ。
雑草を抜きつつ耕しながら鍬(くわ)を使って畝(うね)を作る。
このときは何のために畝を作るのかいまいちわからず、なんとなく作らないといけないんじゃないかと適当に作った。
そのため、1mくらいの幅になり手入れも面倒だったので、あとで作り直した。
畝は手入れのための通路、排水、換気のために作るもので作物によって適当な幅を作るらしい。

さて、何を植えよう。
とりあえず、大根、葉大根、人参、春菊、チンゲン菜、ブロッコリーの種252円を買って蒔いてみた。
他、培養土188円、プランターボウル260円、ロケットサラダの種252円、スナップエンドウの種236円、カワラレ大根の種126円を購入。
合計1,314円。
また、本当は種は新しいのを使わないと発芽しにくいらしいが、以前プランターに蒔いて残っていた水菜、小松菜も蒔いてみた。
それから、時期も違うし古い種だけれどもそれぞれの区切り用にセージの種を蒔いた。

種まきから1週間後

1週間後、雑草を抜きにいくと大根、葉大根、チンゲン菜が芽を出していた。
雑草は相変わらずすごい。
また、雑草か蒔いたものの芽かよくわからなかったりする。

種まきから2週間後

それから1週間後には人参や春菊、小松菜、ブロッコリーの芽が出ていた。
大根と葉大根は元気なので間引いて晩御飯の1品に。

種まきから2ヶ月くらい

それから毎週1回、雑草採りと間引きをした。

大根、葉大根は常に元気で黒い虫がついていてもそんなに食われることもなく毎回間引き収穫。
チンゲン菜は良くできるもののすぐ黒や青い虫が食うので見つけては虫を掴んでポイ。
人参は芽が出るのも遅いしあまり発芽率がよくなかった。
ブロッコリーも芽が出るとすぐに黒い虫に葉っぱを食われるようで1週間に1度では虫に食われてしまう。
春菊と小松菜は1割くらいしか発芽せず、水菜とセージは全滅。

このころ、畝の作り方が気に食わなくなったので、配置を考え直し芽が出なかったところやあまり期待できなさそうなところを徐々に作り変えようと考え出した。

キャベツの苗3つ、セロリの苗1つを買って植えた。
またベランダで育てて(放っておいたともいう)いた食用アスパラガスをこの畑に植え替えた。

総括

福岡の場合、利用が9月からなのでそれから苦土石灰をまいたり耕したりしていると9月後半にしか種まきや植え付けができない。
よって、かなり知識も準備しておかないと『あれを植えよう』と思ったときには蒔き時を逃している。

無理に種を蒔いてもうまく育たず、まぁまぁうまく育ったのは大根5本くらい。
あとは肥料にあたって足が何本にも割れた大根や人参、いつまでも大きくならないブロッコリー、正月に食べる予定だったのに1月が終わっても植えたときからほとんど成長していないカツオ菜と水菜、やけに葉っぱが少ないチンゲン菜、4ヶ月たってもゴルフボールくらいにしか育ってないキャベツなどをため息をつきながら見て冬を過ごすことになる。

春からはうまくいくように冬に入ってからせっせと土壌改良をし、なにをどう配置して育てるか計画を立てる。


初版:2004/9/10
最終更新:2005/1/24